みどり音楽祭について

この音楽祭の出発点は阪神淡路大震災にあります。

今から15年前、1995年1月17日午前5時46分に阪神淡路大震災がおきました。関東大震災いらいの大災害にもかかわらず、となり近所の人々のつながりと助け合いが大きな力を発揮することを教えてくれました。

 

私たちは、とかく薄くなりがちな人と人とのつながりを、文化と町づくりを通じて作っていくことができないだろうか、「ふるさとはどこ」と聞かれたとき、胸をはって“ここがふるさとです”といえるような地域にしたいと考えました。

 

阪神淡路大震災にまなび、その方法を私たちは<音楽>にもとめました。そして、音楽のもつ力が気持ちを伝え、音楽のもつ力が人々をつなぎ、音楽の持つエネルギーが私たちに生きる勇気を与え、無縁社会を変える力になると信じます。そうした魅力的な音楽祭を開催したいと有志が集まり、2006年2月を第1回として「春を呼ぶみどり音楽祭」が始まりました。

 

第2回[みどり音楽祭」に出演したのをきっかけに、この音楽祭に共感しておりましたが、初代音楽監督の高須道夫先生より、2代目音楽監督をお願いされ、第5回より行っております。

 

その後、東日本大震災が起こり、チャリティーコンサートなどで、たくさんのプロの演奏家にご賛同いただき、音楽の力でみんなの気持ちが一体になる経験をしました。

 

音楽が人の心を結び、心を元気にしてくれることを実感いたしました。

 

未来をになう音楽を学ぶ子どもたちの夢や希望となる音楽祭に発展できることを願っています。出演された方々のその後の成長や活躍は、音楽祭の主旨が活かされ役立っている事を感じる次第です。

 

『春を呼ぶみどり音楽祭』がの地域を越え、全国の人々が集まる音楽祭に発展し、世界をめざす若手演奏家の登竜門の一つになれるよう、今後も努力を継続したいと思います。

 

                            みどり音楽祭  音楽監督  武本京子